レセコンについて
レセコンの意味はレセプトコンピュータの略語です。医療事務で欠かせない診療報酬明細書や電子カルテについてなど
レセコンとは
レセコンとは、レセプトコンピューターの略です。レセプトというのは、病院において保険診療を行った場合、保険者である市町村(国民健康保険の場合)や、健康保険組合などに、保険者負担分の請求を行うための書類のことです。病院における医療事務の半分はこのレセプト(診療報酬明細書)に関連するお仕事といえるでしょう。
レセコンのシステムをインターネットを利用した通信ネットワークに接続することにより、レセプト請求の完全電算化を2011年を目処に厚生労働省を通じて動きが進められています。これが実現すれば、現在レセコンを導入していない病院においても、何らかの導入が必須となります。
レセコンの導入
現在ではレセコンの導入が増えつつありますがその理由としてコンピューターの価格が非常に安く、しかも高性能になってきたことにあります。最近では、レセコンは単にレセプトの作成というだけではなく、電子カルテシステムと連動させたり、処方箋の発行システムと連動させたり、あるいはそういった医療関係のシステムを包括的に取り込んだソフトウェアも開発されてきています。
従来のレセプト
従来、このレセプト作成には非常に多くのマンパワーを裂いてきたというのが、ほとんどの病院の現状でした。ひとつひとつの診療行為に対して点数がつけられ、その点数に基づいて、患者への請求と保険者への請求を振り分ける作業をリアルタイムで行い、保険者への請求を診療報酬明細書という書類の形でまとめて請求を行う、というのは、思っているよりも大変に神経を使う作業ですし、専門的な知識も必要とされます。
今からでは考えられないことですが、90年代の前半には、オフィスにパソコンが一台もないという会社もあったぐらいで、病院でもレセプト作成に関するコンピューターは非常に高価なもので、個人病院などではレセプトの作成を手作業で行っているのは珍しくないことでした。